全霊プレー

開会式は午前9時半から秋田市こまちスタジアムで行われた。52校の選手たちは曇り空の下、プラカードを持つ由利の女子生徒に続いて、元気よくグラウンドを1周して入場行進した。

 十和田の高瀬歩主将が選手宣誓で、「これまで支えてくださった多くの人に感謝し、一球一打に全霊を傾け、最後までプレーすることを誓います」と宣言し、大きな拍手を浴びた。

 宣誓文には、午後8時まで練習に付き合ってくれる監督や、ユニホームを洗濯し、弁当を作ってくれる親ら周りで支えてくれる人たちへの感謝の思いを込めた。高瀬主将は、「100点満点」と話していた。

(2007年7月15日 読売新聞)

 プロ野球選手にもこの精神を忘れて欲しくないですね。