用印展

古河市中央町の篆刻(てんこく)美術館と隣接の古河街角美術館で22日、毎日書道展の開催に尽力した金子鴎亭(おうてい)の「用印展」(創玄書道会後援)が開幕した。

 鴎亭は近代詩文書の父と呼ばれる。戦後の日本書道会をリードし、毎日書道展の創設に尽力した。64年に創玄書道会を設立し初代会長に就任した。

 2会場には、書50点と自刻印2点をはじめ、著名な篆刻作家が手がけ、鴎亭が愛用した刻印157点が出展されている。

 11月25日まで。大人500円、小中高校生100円。問い合わせは同館(0280・22・5611)へ。【河部修志】

毎日新聞 2007年9月23日

興味あるなぁ!